2020年12月期第2四半期決算を発表
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中での第2四半期決算の発表となったが、法人向けコンピュータ市場では前年のWindows7から10への入れ替え需要の反動減や新型コロナウイルスの影響で販売台数が減少、テレワーク需要はあったものの、サプライチェーンの生産休止や縮小の影響もあって売上高は前年同期比で17.2%減(69.6億円)となったが、利益率は良くなっており、経常利益は同15.8%減(2.4億円)、四半期純利益は同7.5%減(1.6億円)となった。
アスクル事業も新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えたことにより、オフィス消耗品などの需要が減少した。ただ、新型コロナウイルス対策用品の需要もあり、売上高は前年同月比2.7%減(42.9億円)となった。
今後は「テレワーク」に関しては「テレワークアドバイザー」を設置、IT(情報技術)や助成金などへの問い合わせも多いことに対応している。顧客からは経費や勤怠管理などの需要もあり、ソリューション営業として、トータルでのテレワークの提案などが今後の課題となる。
総じて、現状のDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れは当社にとっては追い風と考えられ、今後も独自の在庫販売戦略に加え、セキュリティーなども含めたトータルソリューションをどこまで提供できるかということだろう。在宅勤務などのツールは一つ一つの単価は低いので、いかに総合的にハードも含めて効率よく販売できるかということになると思う。
中間配当や今期業績見通しに関して変更はないが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いたとしても、オフィス消耗品の減少などは見られるのかもしれないが、在宅勤務やオフィスのサテライト化などが進展するような「新生活様式」の拡大は当社にとって、逆風となることはないのではないかと思う。
株価としては今回の第2四半期の決算発表にも全く反応は見られないが、バリュエーションから見ても割安感があると見る。3月に安値を付けたあと、4月、6月に戻り高値を付けたが、その後は25日移動平均線や基準線に上値を押さえられる形で調整感が強まっている。それでも25日移動平均線や基準線からの乖離が拡大するとすかさず買いが入るという状況であり、500円という水準を底値として値固めをしている状況と言えるだろう。
結論としては、こうした小型銘柄の買い方として、誰もが気が付かいないうちに買っておくということで底堅さが見られる現状では注目しておきたい銘柄である。

ハイパー(3054)
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