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「ガリガリ君」からライブハウス再起の歌 新曲の売り上げを寄付 - 東京新聞

◆「ポカスカジャン」などで活躍のタマ伸也さん

新型コロナウイルスの影響で苦境にあるライブハウスを支援するタマ伸也さん=ワハハ本舗提供

新型コロナウイルスの影響で苦境にあるライブハウスを支援するタマ伸也さん=ワハハ本舗提供

◆首都圏のライブハウスにCD配布

 新型コロナウイルスの影響で苦境が続くライブハウスにエールを―。アイスキャンディーのコマーシャルソング「ガリガリ君のうた」で知られるコミックバンド「ポカスカジャン」のボーカル兼ギターとして活躍するタマ伸也さん(51)がこんな思いを込めて新曲「ライブハウスであいましょう」を作った。15日完成予定のCDを首都圏のライブハウスに置き、売り上げ全額をその店に収めてもらう。タマさんは「なんとか乗り越えてほしい」と願う。

◆若いころから過ごしてきた場所

 「ライブハウスで会いましょう/きっと何かが待ってるから」。タマさんが丁寧に歌い上げ、バンド「米米CLUB」のヒマラヤン下神さんのトランペットが伸びやかに響く。NHK「みんなのうた」の「わたげのお散歩」を手掛けたシンガー・ソングライターのイノトモさんもコーラスで参加した。

 タマさんは1996年「ポカスカジャン」を結成。「ガリガリ君のうた」のほか、ソロのフォークシンガーとしても「わだばフォークの鬼になる」などで注目を集めた。「若い頃からずっとライブハウスで過ごしてきた」と振り返り、歌詞に「誰かが乾杯をしてる/そして明かりが落ちて/こよいのショーがはじまる」とライブ時の情景も盛り込んだ。

◆コロナで次々閉店…悔しさを支援に

 今回の支援を思い立ったのは、関西のライブハウスで集団感染が発生した3月。コロナ禍にいくつものライブハウスが閉店を余儀なくされるのを見て悔しい思いをした。「何の解決にもならないかもしれないが、自分なりにライブハウスに対する思いを企画した」。都の外出自粛要請の緩和に合わせ5月下旬にレコーディングを始めた。

 まず東京・下北沢の「空飛ぶこぶたや」、神奈川県藤沢市の「中華三番」、千葉県銚子市の「GARE」など首都圏の10カ所、秋にも全国各地なじみのライブハウスにCDを届ける。

◆店主は感激「優しくて熱い方」

 「中華三番」は、3月後半から4月にかけてライブを開けなかった。入場数を制限し、換気を良くしてライブを始めた今も客足は戻らず苦境は続く。店主の牧野ひとみさん(60)は日頃から、タマさんにユーチューブ動画を編集してもらったり、新たにミュージシャンを紹介してもらったりしている。その上に今回の支援を聞き「優しくて熱い方」と喜んでいる。

 CDは税込み550円。問い合わせは、ワハハ本舗=電03(3486)2666=へ。 (山本哲正)

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