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サファリのど真ん中で、車椅子はどのように生きるのか 車椅子トラベラー、アフリカをゆく(5)(本がすき。) - Yahoo!ニュース

著書『No Rain,No Rainbow 一度死んだ僕の、車いす世界一周』で、270日間単独車椅子世界一周旅行を記した車椅子トラベラー・三代達也さん。世界一周に続ける形で、2019年秋、念願のアフリカ旅行を達成しました。その車椅子アフリカ旅行記5回目の舞台は、ケニア。車椅子で感動のサファリツアーへ!

ジャンボ!ケニア

ケニアの旅は、驚きで呆気に取られたところから幕を明けた。 ジョモ・ケニヤッタ国際空港に到着。いつものように、車椅子を押してくれる職員さんが機内まで来てくれる。 おそるおそる言ってみたんだ。ずっと言ってみたかった、あの言葉を。 「ジャンボ」 そしたらすぐさま…… 「Do you need help?」 と、流暢な英語で返事された。 はっず……! ケニアはイギリスの植民地だったので、英語がペラペラな人が多いのだった。 この空港のセキュリティーチェックは、僕が経験した中で、世界で一番早かった。 30秒。30セカンズ。 遊園地の入園チェックばりに「カバン開けてくださいね~」と、サラッと中を見られて終了だ。 ドライバー兼ガイドと合流して、アンボセリ国立公園というサファリのど真ん中へ、車で4時間の道のりをゆく。 ガイドのオモンディさんは、H.I.Sケニアの現地スタッフで、日本語がペラペラだ。 このオモンディさんの小咄が本当に面白い。 「アフリカの男性はふくよかな女性が好みなんですよ~。アフリカの男性は、女性が通るとまずお尻を見ます! 逆にアフリカの女性はマッスルな男性が好きですね~。でもでもアフリカの女性は、お腹が膨らんでいる男性も好きなことが多いんです!! なぜならお金持ちに見えるからなんですよね~」 文字に起こすと面白さがまったく伝わらないが、アフリカ人がアフリカ人のイントネーションでこう力説すると、思わず笑いを誘われる。

サバンナの中のバリアフリー完璧な宿

さて、ここで不安だったのは宿だ。 ケニア? サバンナ? 車椅子は泊まれるんか? 僕と同じく、そう思われている方も多いはず。 しかしなんと、アンボセリ国立公園内には「オルツカイロッジ」というバリアフリーのロッジがあったのだ! OL TUKAI LODGE(オルツカイロッジ) エントランスから部屋までの段差はすべてスロープに改装されていて、部屋は広々、お風呂の中も段差がなく、トイレには手すりもあって安心。ご飯も豪華!何よりレセプションのサービスが手厚い。 こんなサバンナの奥地にバリアフリーの宿があるなんて。旅してみないと、実際に見てみないと分からないものだなぁ……。 でも、宿があるのは野生の世界。猿や大きなヒヒなどが、平然と部屋の周りをうろついている。 一度、部屋のドアを開けっ放しにしていた時に、「おはよっすー」といった感じで猿がひょっこり部屋に入って来ようとしてかなり焦った。 こうしたドキドキを面白さに脳内変換できる人にとっては、最高に楽しい宿かもしれない。

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May 26, 2020 at 09:02AM
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