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【現場から、新型コロナ危機】苦境の子どもたちを弁当で支援 - TBS News

24日

7時07分

3分29秒

【現場から、新型コロナ危機】苦境の子どもたちを弁当で支援

 新型コロナウイルスの影響で休校が続いていますが、給食が無くなり、十分に食べることができないという子どもたちもいます。シリーズ「現場から、」。今回は、子どもたちを手作りのお弁当で支援するガーナ人男性の思いです。

 揚げたてのフライドポテトに、栄養たっぷりのきんぴらごぼう。子どもたちへの愛情がたっぷり詰まったお弁当が次々と出来上がっていきます。

 「牛すじです」(トニー・ジャスティスさん)

 ガーナ人のトニー・ジャスティスさん。お弁当を作るのには理由があります。トニーさんは、アフリカ料理店を経営する傍ら、今年2月まで神奈川県相模原市で無料の子ども食堂を運営してきました。

 「(いつもは)大体10品から15品をここに並べています。私の母国(ガーナ)では、知らない子でも一緒に遊んだり、けんかしたりするから、知らない子も一緒に座って食べて話をしてもらうんです」(トニー・ジャスティスさん)

 看板の「ノヴィーニェ」とは、「血が繋がっていなくても、皆、家族」という意味の母国の言葉。トニーさんは、日本ではあり得ないと思っていた「貧困」に直面する子どもたちの姿を見てショックを受け、活動をはじめました。

 「アフリカだったら目に見える貧困だけど、日本では目に見えない貧困があると思って。ここに来ている子どもたちは一人親もいるし、虐待を受けている子も引きこもりの子もいるし、困っている子たち皆の場所にしようと思って」(トニー・ジャスティスさん)

 太鼓遊びや英語のレッスンができる「寺子屋」も無料開催。地域の子どもたち皆に開放して大盛況となり、子ども食堂は4年間続きました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で、活動は休止に。それでも、困っている子どもたちのためにと思いついたのが、「お弁当」の提供でした。

 「いっぱい入れて。子どもたちが楽しむから」(トニー・ジャスティスさん)

 この日、200個のお弁当を大忙しで用意するトニーさん。目玉に据えたのは、故郷の味、アフリカ風炊き込みご飯です。お弁当は、もちろん無料。雨にも関わらず、たくさんの子どもや保護者が詰めかけました。

 「学校がずっとお休みで、毎日同じメニューになるし、食費もかかるので来ました」(母親)

 「うれしいです」(女の子)

Q.トニーさんの料理は?

 「おいしいです」(男の子)

 「優しさが伝わる取り組みなので、いつも感謝しています」(母親)

 「大変な時期だからこそ、困っている人たちはもっと頑張らないといけない。コロナの中でもずっと続けていきたいと思います」(トニー・ジャスティスさん)

 トニーさんの奮闘は続きます。

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