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宣言から3週間「抑え込みを」|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

大阪府と兵庫県を含む7つの都府県に緊急事態宣言が出されてから28日で3週間です。
大阪では、9日にはこれまでで最も多い、92人の感染が確認。
その後、80人を超える日もありましたが、21日以降は減少傾向にあります。
また、兵庫県でも宣言が出された7日の週に比べるとこの1週間は減少傾向にあります。

【緊急事態宣言後の感染者数推移】。
大阪府に緊急事態宣言が出された今月(4月)7日以降、新型コロナウイルスへの感染が確認された人数の推移をみると、9日の92人が最も多く、その後、やや減少していく傾向がうかがえます。
一方、感染経路が分からない人の割合は高い状態が続き、10日には、感染が判明した80人中、9割近い、71人の感染経路が分かりませんでした。
18日以降は、▼生野区の「なみはやリハビリテーション病院」、▼松原市の「明治橋病院」、それに、▼天王寺区の「第二大阪警察病院」など、医療機関での集団感染も相次いで判明し、緊急事態宣言が出された7日から27日までの3週間で大阪府内で新たに見つかった感染者1093人のうち、2割近い201人が、医療従事者や患者、それに病院関係者でした。

専門家は、「減少傾向に見えるが、安心するとまた広がってしまう」と述べ、大型連休中の対応が大切だと重要だと指摘しました。

【専門家“抑え込みを”】。
現在の感染の広がりについて、感染症に詳しい近畿大学医学部の宮澤正顯教授は「患者が増えるスピードは下がってきているので、ここで広がりを抑え込まないといけない」と述べ、大型連休中の対応が重要になると指摘しました。
この中で宮澤教授は「患者数の増減だけに目を向けるのではなく、患者が増えるスピードを見える必要があり、その意味で、現在、患者が増えるスピードは下がる傾向にあり、いまの対策を続けることでこの先も下がり続けることが予想される。しかし、ある日、突然、勢いよく下がるようになるわけではない」と分析しました。
そのうえで、「大型連休の対応は非常に大切で、ここで気を緩めずに広がりを押さえ込まないと、また広がってしまう」と述べ、大型連休中に、外出を自粛するなどの対策を続ける重要性を指摘しました。
また、院内感染や家庭内での感染が増えていることについて、「一般市民の広い範囲で感染が広がっていることは間違いないと考えられる。まさか感染していないだろうと思っている人から、周りに感染が広がるというケースが相当数、起こっていると思う。院内感染の場合は医療従事者が使うタブレット端末、家庭内での感染の場合はトイレのドアノブなど、注意の意識が届きにくい場所から感染が広がることも考えられる。油断せずに対策を取ることが大切だ」と注意を促していました。
一方、医療体制の現状について「大都市だけでなく、地方の医療機関もひっ迫してきている。感染症対策が万全な基幹病院がひとつしかないような地域では特に大変と聞いている。防護具や消毒液などもギリギリの状態で医療を続けている」と述べ、厳しい状況が続いているという認識を示しました。

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