ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

(写真はイメージです Photo/Getty Images)
同社のブログ「Cloudflare Dashboard and API Outage on April 15, 2020」によると、同社の2つのコアデータセンターのうちの1つで、パッチ盤から間違ったケーブルを引っこ抜いたことが原因で、対策チームは新型コロナの影響で全員在宅のまま仮想チームを結成し、復旧に当たったと説明されています。
障害発生から復旧まで何が起きていたのか、同社のブログの説明を中心に追っていきましょう。
パッチ盤からケーブルを引っこ抜かれた
同社はCDNプロバイダとして世界中にエッジデータセンターを展開しており、一方でそれを統合するコアデータセンターが2個所あります。このコアデータセンターの1つで、使われていない機材をキャビネットから取り除くという作業が行われていました。このキャビネットには使われていない機材だけでなく、ケーブルの接続を集約するパッチ盤が設置されていました。
作業を指示された技術者は、キャビネットから指定された機材を取り除いただけでなく、パッチ盤につながっていたケーブルも取り外しました。
しかしこのケーブルのうち何本かは、このコアデータセンターからほかのCloudflareのデータセンターへ接続するためのケーブルでした(同社のブログでは明確に説明されていませんが、この技術者はCloudflareの技術者ではなく、Cloudflareが契約しているデータセンターの現場技術者ではないかと推測されます)。
抜いていけないケーブルが引っこ抜かれたのです。
これによりCloudflareのダッシュボードとAPI、構成変更、キャッシュのパージなどいくつかの機能が即座に停止しました(CDNそのものの機能に影響はなく、データが失われるなどの致命的な状態にはならなかったとのこと)。
障害はすぐに検知され、対策が始まります。
対策スタッフは在宅のまま仮想チームを結成
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April 24, 2020 at 01:40PM
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Cloudflareに障害発生、パッチ盤からケーブルを引っこ抜いてしまう… - ビジネス+IT
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