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遺族、今も悲しみ「受け入れきれん」 耶馬渓町山崩れから2年 - 大分合同新聞

慰霊碑に手を合わせる原良幸さん=11日、中津市耶馬渓町金吉

慰霊碑に手を合わせる原良幸さん=11日、中津市耶馬渓町金吉

 中津市耶馬渓町金吉(かなよし)で住民6人が犠牲になった大規模山崩れは11日、発生から2年を迎えた。朝から遺族や地域住民が現地に足を運び、犠牲者の冥福を祈った。
 三女の優さん(享年21)ら家族3人を失った会社員、江渕耕助さん(54)が、慰霊碑に花を手向けた。「まだ、夢見よんごたん。受け入れきれんのやろ」。手を合わせて声を絞り出した。
 現在は町外で暮らす。「20年以上住んだが、まさかこんなことになるとは思わなかった」と沈痛な面持ち。土砂の中から見つかった優さんの写真は手つかずのままだという。
 4月から自治委員になった原良幸さん(72)は「自然の猛威と共存していくしかない。工事も済み、安全な場所になった。いずれは誰かに住んでもらいたい」と話した。
 山崩れは2018年4月11日未明に発生。金吉地区の集落の裏山が幅約160メートル、長さ約220メートルにわたって崩れ落ちた。民家4棟を襲い、うち3棟の6人が亡くなった。復旧工事は3月末に完了し、現場周辺の避難勧告は4月1日に解かれた。

※この記事は、4月12日 大分合同新聞 23ページに掲載されています。

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