サービスについて担当者と話し合う鳥山社長=安城市小川町の三河スターで |
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安城市小川町の部品塗装会社「三河スター」が、テレビ電話によるウェブ会議システムなどを活用したオンラインの英語の同時通訳サービスを導入した。新型コロナウイルスの感染拡大で、国際会議やセミナーなどを開くのが難しい状況が続く中、企業の手助けと通訳者の雇用機会の確保の双方を狙う。
三河スターでは以前から、通訳・翻訳部門を抱え、工業分野を中心に、通訳者を派遣してきた。担当者は「スムーズに会議を進行させ企業が求める成果を得るには、通訳者もしっかりとした専門知識を持っている会議に臨む必要がある」と話す。通訳者の高い専門知識を強みに、国内だけでなく海外での会議にも派遣実績がある。
だが、現在は感染拡大の影響が世界中で深刻になり、国際会議やセミナーは軒並み中止になっている。「本来なら、二月から六月は会議が集中する時期。フリーランスの通訳者の中には、生活が立ちゆかなくなる状況にまで追い詰められている人もいる」と鳥山豊社長(51)が明かす。企業側も対面での会議が難しくなったことで、業務が滞るなど深刻な影響が出ているとの声が寄せられたという。
ウェブ会議システムを使えば、通訳者が自宅などから会議に参加することも可能。通訳者にとっては遠方まで出掛ける必要がなくなり、安全面の確保や時間の有効活用につながる。依頼する企業側にとっても経費面でのメリットが大きいと判断。同社の担当者がシステム運用の実績もあることから、通訳遠隔サービスの導入に踏み切った。
同社が派遣できる通訳者は国内外に十五人以上おり、工業のほかITや金融、化学、防衛分野など専門はさまざま。企業からの依頼内容に応じて、担当者を決める。画面越しでは互いにその場の雰囲気が分かりづらいなどの短所はあるが、「事前の打ち合わせで会議の目的や背景をしっかりと理解し合うことで、不安は解消できる」と担当者は話す。
鳥山社長は「この苦しい時期がいつまで続くか、分からない状況。企業がそれぞれの力を出し合うことで乗り切っていきたい」と話す。(問)三河スター=0566(99)3107
(四方さつき)
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April 06, 2020 at 03:05AM
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自宅などから同時通訳 安城の会社サービス導入 - 中日新聞
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