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東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県の富岡と浪江の間で運休が続いていたJR常磐線が14日、9年ぶりに全線で運転を再開しました。首都圏と仙台を結ぶ特急の運転も再開され、現地で式典が行われました。

復旧が進むにつれて運休区間は徐々に解消し、福島県内の富岡と浪江の間の20.8キロが残されていました。
浪江駅では14日朝5時53分、鉄道ファンなどが見守る中、上りの普通列車が出発し、全線で運転が再開されました。
再開された区間では、普通列車が1日に11往復するほか、特急「ひたち」も品川や上野と仙台を結ぶ便が3往復、再開されます。
双葉駅では午前中、記念の式典が開かれ、地元のグループの太鼓の音が鳴り響く中、再開された特急の一番列車となる下りの「ひたち3号」が予定より10分ほど遅れて到着し、出席者の歓迎を受けていました。
常磐線の9年ぶりの全線運転再開で、周辺の住民の利便性の向上や首都圏などから訪れる人が増えることが期待されています。
JRによりますと、これで東日本大震災の影響で運休が続いていた区間はすべて解消されました。
「復興の様子 これからも見ていきたい」
富岡駅から双葉駅まで下りの1番列車に乗った千葉県の50代の男性は、「昔から仙台に行くときよく使っていたので、東京方面から仙台まで直通で行けるのはうれしいです。駅と線路は新しくなっても町は昔のままで不思議な感じもしましたが、常磐線の再開で前に進む復興の様子をこれからも見ていきたいです」と話していました。
記念のTシャツを着て、下りの一番列車に乗ったいわき市の小学6年生の男の子は「沿線の人が手を振っていたのでどんなに常磐線の開通が待ち遠しかったのかが分かりました。海が見える区間があったのが印象的でした。これから常磐線にたくさん乗りたいと思います」と話していました。
ピンクのかっぱや傘で開通を歓迎
全線開通を祝う横断幕を掲げ、列車が近づいてくると「おかえり、常磐線」などと声をかけていました。
近所に住む60代の女性は「地域の重要な線路なので、全線開通を機に多くの人が町を訪れてほしい」と話していました。
町で働く20代の女性は「原ノ町駅行きという、これまでと違う表記を見てうれしくなりました。これからも常磐線を利用したい」と話していました。
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March 14, 2020 at 10:08AM
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震災から9年 JR常磐線 全線で運転再開 - NHK NEWS WEB
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